2007年12月01日

謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法―3年間で20倍!!

『謎のトレーダー「しん」の株バリュー投資法―3年間で20倍!!』
著:しん 版:かんき出版



 これもバリュー投資の初期に読むとわかりやすい本。角山氏と同様、数字の読み方を教えてくれる。さらにこっちではさらにB/SとP/Lの基本も学べる。また、投資する際のスクリーニング条件についても明確に書かれており、参考になる部分も多々あると思う。複利の作用について述べられていることも評価できる。
【ブックレビュー(バリュー投資)の最新記事】

『超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術』

『超特価バリュー株「福袋銘柄」で儲ける週末投資術』
著:角山智 版:秀和システム 2004年



 「バリュー投資って何?」という人にお勧め。ファンダメンタル分析に基づくバリュー投資の基礎をわかりやすく説明している。投資の勉強を始めた初期に読んだが、学生時代のうちにこの本に出会えてよかったと思っている。というのも、本書ではPERやROEなど、株を始めればすぐにでも出くわす用語について、その「使い方」を学ぶことができたからだ。たとえば、「PERは株価の割安度を示す指標だ」と多くの教科書で書かれているが、「では、その割安な水準を示す数値はどのくらいか」というところまで書かれている場合は少ない。その点、本書ではバフェットやグレアムなどの理論をベースとしてPERやPBR、ROEなどにおける「割安な水準」を紹介している。
 投資の勉強を始めた人が最初に読むべき良書の一つである。

再チャレンジ

就活にサークルに学生団体に忙殺されているうちに全く更新されずじまいのカテゴリになってしまったことを大いに反省。

とりあえず当面まだ用事はあるけれども、目標を設定しておかないと自分が怠けてしまうから、もう一度セルフIR。卒業論文と証券アナリストの勉強をそろそろ始める。内定先がTOEICやらせると言っていたので英語の勉強をするのも並行。あ、ついでだから卒業前にTOEIC受験しようかなw

【社会に出る前までにしておきたいこと】
・証券アナリストの勉強
・英語(TORIC800超)
・読書 年間トータルで100冊くらい

【向こう一週間の計画】(優先順)
・卒業論文3万字分までの完了
・証券アナリスト 財務分析4章分
・単語カード 200枚/day
リスニング  1h/day
リーディング 1h/day
・(時間がある時は)読書1冊/day

最近のダラけっぷりを踏まえて、改めて計画を立てて「実行する」ことの重要さを認識。そろそろ社会に出るためにメリハリのある生活に戻ろうと思います。
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不動産証券化協会認定マスター資格試験

【概要】
 社団法人不動産証券化協会が主催している資格。学生も受験可能。受講料を支払うことで受講・受験資格が得られる。試験はCourse1(学科試験=ペーパーテスト)とCourse2(実務試験=excel,wordなどに所定の解答を作成、同時に学科試験)に分けられている。
 授業はストリーミングによるものなので、ネットに繋がる環境であればいつでもどこでも受講できる。また、資格の取得後も継続教育といことでARES主催の会員限定セミナーに参加することができる。講師陣は日本の不動産ファイナンス業界を代表する学者と実務家で構成されている。

【参考リンク先】
社団法人不動産証券化協会(ARES)

【受験料】
Course1 受験料
一般  102,000円
学生   62,000円
賛助会員 72,000円
正会員 102,000円

Course2  受験料
学生   30,000円
その他  60,000円

【合格率】
(平成18年度試験)
Course1
受験者数 1317人
合格者数  657人
合格率  49.9%

Course2
最終合格者数  628人

(平成19年度試験)
Course1
合格者数  851人
合格率  45.6%

*全てARES発表のデータに基づく

【受験者層】
 30代〜40代以上の方が多い。また、60以上の方もいらっしゃった。いずれも鑑定士や大手デベ、ファンド、証券会社銀行などの勤勉な人が多かった印象。合格者の出自の詳細については会報誌ARESで確認できる。

【攻略法】
 ストリーミングにて講義資料(ほとんどppt)をダウンロードし、その資料を片手に講義を聴く。講師によってpptの字面を追うだけのことしか言わない人と、pptがスカスカできちんと講義内容を書き込まなければならない場合がある。
 授業をきちんと聴かなければならない理由は、テキストだけで勉強しようとした場合、本の分量が分厚すぎてどこを勉強すればいいか途方に暮れてしまうため。逆に授業の資料を読み込んでいればテキストは参考書代わりに用いるくらいでも可。もちろん、過去問演習によって最終的にはあの分厚いテキストの結構な範囲をカバーしていることに気付くのだが。
 市販の問題集は出回っていないため、問題演習は協会が送付してくる過去問だけが頼り。過去問の分量自体がまだ少ない(3年分くらい)ので、やれないことはない。徹底的に過去問を解けば合格点にはたどり着けるはず。
 Course2はWordやExcelに問題に対する解答を書き込み、ネット上で提出することになる。問題自体は確かに難しいものもあるが、やれば合格させてもらえる(少なくとも18年度までは)。また、提出締切日翌日に出席が必要な講義があり、そこで学科試験も受けることになる。科目によってはテキスト持ち込み可だったりするが、持ち込みダメでも問題が○×と容易なので、最低限のことができていれば合格させてくれる(少なくとも18年度までの話)。ただし、カンニングやチート(同僚と答えの写しあい)はバレるので自力でやらないと恐ろしい結果がまちうけている。

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2007年11月30日

不動産保有の意味を問う――オフバランスによる企業価値の創出

不動産保有の意味を問う――オフバランスによる企業価値の創出』
著:三菱UFJ信託銀行不動産コンサルティング部 小澤善哉
版:東洋経済新報社



 企業が不動産を保有する場合、いかなる戦略に基づいて不動産の保有を行うべきか。企業の持つ不動産はただ単に稼働させるだけでなく、自社のコアビジネスとの相乗効果が見込め、その保有が企業価値の最大化と結び付かなければ意味が無いというCRE戦略の先駆けともいえる本。
 前半部分は企業が不動産を持つ際に留意しなければならないリスク、後半部分は企業価値算出の基本とオフバランスで得たキャッシュ使い方、また不動産証券化の要件などをコンパクトにまとめている。
 特に興味深かったのは、不動産の価格が7%下落しただけで、上場企業189社分の営業利益が吹き飛ぶという点。あくまでも資産額上の話ではあるとしているが、このダメージによって企業価値が過小評価されたりすることがあると考えれば、改めて不動産の保有というのはリスクが大きいと思わされる。

不安を反映、長期金利 量的緩和前の低水準 株式から国債へ資金逃避

不安を反映、長期金利 量的緩和前の低水準 株式から国債へ資金逃避

国内の長期金利が11月に入り、急激に低下(債券価格は上昇)している。国債の代表的指標である新発10年債(288回債)は、ほぼ量的緩和政策以前の水準に逆戻りした。米国のサブプライム(高金利型)住宅ローン問題に端を発した世界的な金融市場の混乱を受け、国内でも株式市場などから債券市場に資金が逃避している。サブプライムローン問題と世界経済の先行きに不透明感が強まるなか、市場でも当面神経質な展開が続きそうだ。(柿内公輔)

 ≪2年2カ月ぶり≫

新発10年債の利回り(表面利率1・7%)は、サブプライムローン問題が再燃した今夏、大幅に下落。その後いったん上昇に転じた後、11月に入り下げ足を速め、22日には一時、1・4%台に突入した。実に2年2カ月ぶりの水準で、債券市場は、日銀が量的緩和政策を導入していた昨年3月以前の状況に戻った格好だ。

背景には、サブプライムローン問題に端を発した世界規模の金融市場の混乱が、市場関係者の当初の予想以上に長期化していることがある。

それまで株式市場などに流入していた投資マネーが、「リスクを回避するため、より安全とみられる債券市場や、金、原油などの商品市場に向かっている」(大手商社幹部)ためだ。とくに債券市場は株式市場の代替投資の場と化しており、機関投資家やヘッジファンドが巨額の資金を右から左へ動かし、相場に大きな影響を与えている。

 ≪神経質な展開…≫

世界の主要中央銀行の金融政策の転換も、長期金利の重しになっている。サブプライムローン問題の震源地の米国では、連邦準備制度理事会(FRB)が10月末に追加利下げに踏み切り、欧州中央銀行(ECB)や日銀も利上げの見送りを余儀なくされている。

日米欧で、サブプライムローン問題による金融機関の損失が拡大するなど、世界経済の下振れリスクが今後も意識され、「世界的な金利先安感から、長期金利も弱含む」(エコノミスト)との見方が市場でも強い。

ただ、果たしてこのまま長期金利が一本調子で下落するかどうかは不透明だ。欧州ではインフレ懸念も台頭し、金利の正常化を模索する日銀の福井俊彦総裁も「下振れリスクにばかりかまけると、(景気過熱など)大ミスにつながる」と指摘。リーマン・ブラザーズ証券の山下周チーフJGBストラテジストは「欧米の信用不安が落ち着きを取り戻せば、長期金利は上昇に転じよう」と予測している。

債券市場と長期金利は当面、サブプライムローン問題の動向に大きく左右される展開が続きそうだ。

最終更新:11月29日11時5分 フジサンケイ ビジネスアイ
(ここまで引用)


サブプライムの混乱によって、株式から債券へとリスク回避の動きが続いています。エコノミスト誌によると、日本株の配当利回り(1.5%くらい)を国債の利回りが下回る現象はバブル崩壊以来、4度目のことらしい。ただし、その後は必ず大きく反発を見せていると書いてあるんですが、その通りになってくれればいいなぁと思うばかりです。
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トヨタの複合商業施設「トレッサ横浜」完成、首都圏で初

トヨタの複合商業施設「トレッサ横浜」完成、首都圏で初
トヨタ自動車の複合商業施設「トレッサ横浜」(横浜市港北区)が完成し、29日に現地で記念式典が行われた。

12月5日にオープンする。トヨタの商業施設は首都圏で初めて。

トヨタ系列とダイハツ工業の計6販売店を集結させ、すべてのトヨタ車が購入・整備できる「オートモール」とした。レストランショップなどのテナントが最終的には220店入り、客は買い物や食事を楽しみながら、車選びができる。施設内には、横浜市の姉妹都市・仏リヨン市の街並みを再現。来年3月の全面開業後は、年間1100万人の集客と、350億円の売上高を見込んでいる。

トレッサ横浜は、東急東横線の大倉山が最寄り駅

最終更新:11月30日0時30分 読売新聞


トヨタが商業施設って、結構面白いですね。興味だけでアップしてしまったんですが。
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基礎から学ぶ不動産投資ビジネス

『基礎から学ぶ不動産投資ビジネス
著:田辺信之 版:日経BP社 2004(2007改訂)



 現在の不動産市場、デューデリ、ポートフォリオ戦略、ファイナンスなどについて初心者にもわかりやすく、かつ全体像が把握できるように構成されている良書。
 本書は不動産証券化協会認定マスター試験を受験される方は必見だろう。テキストの内容をコンパクトにまとめると本書の内容になるからである。また、就職活動で不動産ファイナンス関連の職に就きたいと思っている人にもお薦めしたい。

空室が満室に変わる究極の方法

『金持ち大家さんだけが知っている空室が満室に変わる究極の方法』
著:浦田健 版:日本実業出版社 2004年



 不動産についてのノウハウ本。Amazonの読者レビューからはあまり評価が良くないようだったが、正直まだ業界人ではない自分にとっては正直勉強になった。実物不動産投資の成功の可否は、とどのつまりテナントが入ってくれるかどうかである。本書では募集広告、リフォーム、内見の客に好感を持ってもらうための方法、契約の条件などを、いかに家賃を下げずまたお金もかけずにそのテナントを呼び寄せるか、という点について書いてある。お金をかけずに、というところがミソである。また、広告看板、駐車場、自動販売機、コインランドリーなどを利用することで更に物件全体の収益を上げることについても言及されており、非常に勉強になった。
 物件価値を最大化させる、というまさにプロパティマネジメントの原則をユニークなアイデアベースで体現しているといえる。

世界新資源戦争

『世界新資源戦争』
著:宮崎正弘 版:阪急コミュニケーションズ 2007年



 中国を始めとする新興経済国の成長によって世界は未曽有の好景気を享受してきたが、その陰で着々と資源価格が上昇し始めている。原油はつい数年前まで1バレル=20ドル前後であったが、今年に入って98ドル近辺まで高値をつけ、他の資源についても同様に数年前とは比べようがないほどの値上がりを見せている。こうした中で、各国は安定的な資源確保するための戦略を構築しようと躍起になっている。本書はそうした世界の資源獲得競争の現状について述べるとともに、その資源を政治的に利用している中国・ロシアの外交戦略などについて記載されている。
 資源価格がなぜ高騰するのか、そしてその資源がどのようにして政治に作用するのか、中国やロシアが明確な資源戦略をもっている一方日本・アメリカ・EUの現状はどうか、鋭い視点で分析されている。著者は有名な中国ウォッチャーということを後で知ったが、なるほどよく分析されているなと思った。資源を政治の切り口から捉えた良書。
posted by matchy at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ブックレビュー(政治) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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